2025年度 教育目標及び事業計画

校 訓

強 正 優
教育理念
想像力と発信力を持って社会に貢献できる人の育成
気高く凜とした人間性豊かな人の育成
互いを認め合い、自ら考え判断し行動できる人の育成
基本方針
常に向上心を持って自ら学び続ける姿勢を育成する
幅広い教養とコミュニケーション力を高める
個人の才能を尊重し、文武両道を目指す
高い規範意識とモラルを身につけた、自立した人を育てる
教育の柱
高大一貫教育・グローバル教育・全人教育
【2025年度の目標】

 全コースで入学時より基礎学力や応用力の更なる向上をはかり、また様々な学校行事や課外活動を通して生徒の自主・自立性を高める。学校での挨拶の徹底や公共心の育成、通学時のマナーの向上に努める。
【2025年度の事業計画】

1.生徒の受け入れ

2025年度入試は、目指した480人の募集定員に対し501名の入学者を確保した。財政の安定のために必須とされる480人の定員を4年連続達成したことで、若葉高校が目指している改革の方向が生徒・保護者に浸透していることが裏付けられた。
しかし、近隣高校の共学化や公立高校の特色化入試の人数増員など、受験環境が厳しく変化している状況である。今年の入試状況をしっかり分析し、印刷物・ポスターの刷新、中学校や塾への訪問活動、中学生の1日体験や保護者に対する説明会・オープンキャンパス等の各種企画内容をさらに工夫、充実させる。特に今年度は、進路実績を中学校や塾に強くアピールして募集にあたる。

2.教育

・教育課程の充実
新課程でのカリキュラムがスタートして4年目になるが、必要に応じてコースごとにカリキュラムの改訂を進める。教科会では各科目の問題点の共有化を図り、授業の進め方など教員の協働的作業で、生徒の学力向上につなげる。
・高大一貫教育の推進
課題研究など、自ら課題を見つけその解決を目指す力をつけることは、推薦入試や大学での学びにつながる力として重視するとともに、指導方法を工夫し質の高い探究を目指す。福岡大学での課題研究発表会は、大学の先生方にも高い評価を受けているので、よりグレードアップをはかりたい。
・グローバル教育の推進
昨年度は、グローバル教育の牽引役であるグローバルコースの語学研修を2年連続でニュージーランドで実施することができ大きな収穫を得た。海外提携校の韓国仁川新峴高等学校との相互訪問も順調である。また、修学旅行は海外で実施することができ生徒達へのイ ンパクトも大きかった。グローバル教育の全校展開の足がかりとして、今年はオーストラリアとアメリカのアトランタからの訪問団を受け入れる予定である。大きな成果を上げることができるように十分な準備をして臨みたい。
・アクティブラーニングの推進
アクティブラーニング=「主体的・対話的で深い学び」の実現のため、教員がこれを日常意識して授業を実施し特に、授業研究ではタブレットを活用した授業を模索し教科内での共有化を推進する。また、導入しているアプリケーションを十分に使いこなせるように、適宜ICT研修を実施する。
・挨拶、マナー指導の徹底
学校での挨拶の徹底、自転車通学におけるヘルメットの着用と安全運転、公共の場でのマナーの向上に努める。
・教育環境(施設・設備)の充実
進行中の本館建替について、教員全体で進捗状況を見守り、若葉高校の魅力を最大限発揮できるように、新本館の設備を要望したい。
既存の施設に関しては、可能な限り改善を目指す。

3.進路

今年度はスーパー特進、グローバルコース、高大一貫コース全体で共学化後最も多くの実績をあげることができた。この成果をぜひ新年度に引き継ぐためにコース内外での共有化をはかる。また、進路実現のための研修会に積極的に派遣し教員の指導力向上に努める。
大多数を占める高大一貫コースでは基礎学力を向上させ、大学で学ぶための学修基盤を形成したうえで大学に送り出す。昨年度より始めた成績不振者への課外も引き続き行う。国公立大学の推薦試験や関東・関西・地元の大学の指定校推薦を活用し進路実現を目指す。
S特進・グローバルコースでは国公立大学、有名私立大学合格者数を更に増加させる。

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